女子日本代表の塚田真希監督が講道館杯を視察 「いよいよこの大会から始まるなと」/柔道
柔道・講道館杯全日本体重別選手権第1日(2日、高崎アリーナ)女子7階級が行われ、48キロ級は吉岡光(22)=東海大=が初優勝した。78キロ級は元世界女王の梅木真美(29)=ALSOK=が5年ぶり4度目の頂点。70キロ級の寺田宇多菜(25)=JR東日本、78キロ超級の高橋瑠璃(24)=SBC湘南美容クリニック=が2連覇を果たした。10月に柔道日本代表初の女性監督となった女子の塚田真希監督(42)が初仕事に臨んだ。 会場で視察した塚田新監督は「いよいよこの大会から始まるなと気持ちは固まった」。パリ五輪で日本女子は過去最低の個人メダル2(金、銅各1)。4年後のロサンゼルス五輪へ若手育成を目標に掲げるが、この日は高校生ら10代の優勝はなく「(若手とベテランの差が)階級によってかなりある」。来年6月の世界選手権(ブダペスト)へ「早めに対応を練っていく必要がある階級もある」と見据えた。