俳優・柄本佑、人生初のフォトブック発売 日本を代表する巨匠・森山大道、荒木経惟が撮影を担当
NHK大河ドラマ『光る君へ』で藤原道長役を演じる俳優・柄本佑が初の著書となるフォトブック『柄本佑1st フォトブック「1(いち)」』(12月2日受注受付開始/講談社)が出版される。 【写真】『柄本佑1st フォトブック「1(いち)」』撮影の様子 本人が「写真集は俳優人生でもうこれ一冊なんじゃないかな」と語った、一生に一度、唯一無二の特別プロジェクト「1(いち)」。2022年末頃より始動し、ドラマや映画撮影の忙しい合間を縫ってじっくりと取り組んできた。 柄本佑本人たっての希望で、海外での評価も高い写真家・森山大道と荒木経惟による特別撮り下ろしを敢行。衣装は自ら準備、撮影場所などについてもこだわられている。 ■柄本佑 本人コメント ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました。このお二方と名前を並べるなんて大変烏滸がましいのですが、やっと、長い制作期間を経て皆さんに近々手に取っていただけることをうれしく思います。 大道さんと荒木さんの2005年の共著『森山・新宿・荒木』は僕の大好きな作品で、今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いしました。荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました。それぞれ本当に最高の時間となり、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態! まさに一生に一度の現場でした。約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加してちょこっと登場しています。 おまけ的なコンテンツにはなりますが、初めてのフォトブックということでちょっとした僕の日常の話も、皆さんの隙間時間に読んでもらえたらと。そちらは、なんだかんだで60Pくらいの、あくまでおまけなので海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました。いや~本作りって難しい!紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです。 写真集って、ノド側がパッと開かないのが個人的に悩ましいと思っていたんです。写真も歪んでしまう。それはそれで写真集の楽しみ方なのかもしれないですが、100%堪能できない気がして、今回、思いきって綴じないことにしました。せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、 個人的には飾ったりもしたい。そんな思いを形にしていただきました。 ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです。
リアルサウンド ブック編集部