5月は自動車税シーズン!そういえば電動キックボードにも税金がかかるのか?
しかし2023年の法改正では、特定小型原動機付自転車の税率は原動機付自転車と同じに定められました。そのため、毎年4月1日時点で電動キックボードを所有しているユーザーは、2000円の軽自動車税を支払う必要があります。 ちなみに、自転車のように気軽に乗れるようになった電動キックボードですが、公道を走るまえに必要な準備がいくつかあるなど、条件はけっして同じではありません。ユーザーは、税金の支払いのほかにもナンバープレートの取得と、自賠責保険の加入が必須です。 電動キックボードに取り付けるナンバープレートは、これまでの原付と同じ大きさだと路面を擦ってしまうことがあったため、コンパクトな10cm四方の正方形に変更されています。なおナンバープレートは、住んでいる市区町村で申請すれば無料で取得できます。 また、特定小型原動機付自転車は原付バイクと同じように、自賠責保険の加入も義務付けられています。加入したら、ナンバープレートにステッカー(保険標章)を貼り付けて、運転するときは自賠責保険証を必ず備え付けなければなりません。 ただ、バイクのように書類を収納するスペースがない場合は、スマートフォンなどで保険証を撮影して電子保管で携行することもOKとなりました。 ちなみに、自賠責保険に加入せず電動キックボードを運転した場合の罰則は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金。自賠責保険はコンビニエンスストアなどで簡単に手続きができるので、忘れずに加入したいところです。
軽自動車税の支払い方法は、これまでの現金払いや口座振替のほか、キャッシュレス決済にも対応しており、自身の都合に合わせて選ぶことが可能です。自治体や金融機関の窓口、コンビニエンスストアなどでは、納付書と一緒に現金で支払います。また、口座振替によってあらかじめ対応している口座を登録して、自動引き落としで支払うことも可能です。 なお近年、利用者が増えているのがクレジットカードやスマートフォンを使ったキャッシュレス決済。時間や場所の制約がなく、好きなタイミングで支払うことができるので忙しい人にはピッタリの方法と言えます。 納付書に記載されたeL-QRやeL番号を使って決済すれば、その場で支払いが完了します。クレジットカードやスマートフォン決済によっては、ポイント還元を受けられることがあるので、少しでもお得に支払いをしたい人はキャッシュレス決済がおすすめです。 なお、軽自動車税を納付期限までに支払わなかった場合は、延滞金が課せられる場合があります。また、未納のままだと車検を受けることができなくなるため、期日までに必ず支払うようにしましょう。 ※ ※ ※ 4月1日時点で電動キックボードを所有していると、バイクと同じように軽自動車税が毎年かかってきます。そのほかにも、自賠責保険の加入も必要になるため、定期的にかかる費用を見込んで計画的に電動キックボードを購入するようにしましょう。
Peacock Blue K.K.