「二十歳の集い」衣装代支払ったのに… 130人から約730万円集めた契約業者と連絡とれず 沖縄・名護市
成人の日の「二十歳の集い」で着用するはかまや振り袖のレンタル契約を代行する名護市の業者が、利用者から代金を集めたあと、連絡が取れなくなっていることが分かりました。 【写真を見る】「二十歳の集い」衣装代支払ったのに… 130人から約730万円集めた契約業者と連絡とれず 沖縄・名護市 この業者にレンタル利用者との契約や集金業務を委託していた、那覇市の貸衣装会社が24日に会見しました。 それによると、この業者の男性は、主に本島北部の19歳から20歳の男女およそ130人からはかまや振り袖のレンタル代金を受け取っていましたが、今年9月ごろから連絡が取れなくなったということです。 この男性が利用者から受け取っていたのは総額およそ730万円にのぼると見られますが、貸衣装会社にはこれまでに一切入金がないということです。 貸衣装会社は、利用者には二十歳の集いまでに衣装を提供できるよう準備を進めると同時に、この男性を業務上横領の容疑で刑事告訴する方針です。 一方、今回のトラブルに遭った人へ無償レンタルを申し出る動きが広がっています。 名護市のスタジオエース名護店では、はかまや振り袖約50着を無料で貸出し、 一部、着付けやヘアメイクも実施するとしています。 スタジオエースの東邦洋 代表は 「本人にとっても、家族にとっても一生の思い出に残るもの。みんなが笑顔になれるよう協力していく」 とコメントしています。 また、サンレーが運営するアフロディーテ北部店では「大きな門出をみんなで祝いたい」と他の店舗から衣装を集めるなどして、約40着の晴れ着を無償で貸し出すとしています。 スタジオエース名護店とアフロディーテ北部店では電話のほか、店舗の公式LINEなどで受けつけを行っています。 【スタジオエース名護店】 電話:0980-52-7622 【アフロディーテ北部店】 電話:0980-53-7712
琉球放送