最近流行りの「LUUP」に乗ってみたい! 「料金」はどのくらい? また、どのような「保険」がついているの?
街中をLUUPと呼ばれる乗り物で自由に移動している人の姿を見たことがある人もいるでしょう。移動に便利だとしても、気になるのが利用料金です。 また、事故が発生したときの補償も気になります。本記事では、LUUPの利用料金や補償制度、交通ルールについて紹介します。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
街乗りに役立つLUUPとは
LUUPは、スマホを使って街中で簡単に移動できる新しい交通手段です。電動キックボードや自転車などの電動マイクロモビリティを利用し、街中に設置された「ポート」と呼ばれる場所を拠点に、ポートからポートへと自由な移動が可能だとされています。 ■LUUPの利用料金 LUUPのホームページによると、利用料金はライドの基本料金が50円(税込み)で、1分ごとに15円(税込み)が加算されます。長時間の利用を考えている方には月額980円のサブスクプランがおすすめです。 サブスクプランに加入すると、30分あたり200円で利用できるため、頻繁に乗る方にとっては経済的です。また、サブスクプランを利用している場合でも、通常料金のほうが安くなるライドに対しては、自動的に通常料金が適用されます。 ■LUUP利用中の事故に対する補償もある LUUP利用中の事故に対しても、充実した補償が用意されているようです。死亡や後遺障害に対しては最高500万円が支払われ、入院の場合は1日あたり7500円、通院の場合は1日あたり3500円が支払われます。 支払われる保険金は事故発生から180日以内が対象となり、通院補償は最大90日間までが限度です。補償はLUUP利用中の偶発的な事故に適用されます。ただし、故意的なものや重大な過失による事故は対象外となることに注意しましょう。
LUUPは交通ルールを守って乗ろう
LUUPは便利で楽しい移動手段ですが、交通ルールを守って利用しなければなりません。電動マイクロモビリティはほかの交通手段と同様に、安全に配慮しながら正しい乗り方を心がける必要があります。特に公道での運転時には、ルール違反が事故や罰則の原因となるため、注意して利用しましょう。 ■走行中の違反行為 LUUPの電動キックボードや自転車を利用する際、いくつかの違法行為に気を付けましょう。歩道での走行や二人乗りをはじめ、放置駐車、飲酒運転、又貸し行為、16歳未満の利用などはすべて違法行為にあたります。 また、安全のため、運転中は必ず両手でハンドルを握り、周囲の状況に気を配りながら走行してください。傘を差しながらの運転や、イヤホンを着用したままの運転も禁止されています。なお、ヘルメットの着用は努力義務です。 ■走行してはいけない場所がある 電動キックボードは、原則として歩道を走行できません。歩道を通行する場合は、キックボードから降りて手で押しながら進む必要があります。ただし、特定の標識が設置された歩道では「6km/hモード」に切り替えることで、歩道通行が可能な場合もあります。 基本的には車道の左側を走行するルールがあり、自転車専用通行帯がある場合でも、必ず左側を走るようにしなければなりません。また、信号待ちや渋滞中に車の間をすり抜けて進む行為も違反となるため、十分に注意して走行しましょう。ルールを守って安全に乗ることが、LUUPを楽しむための第一歩です。
LUUPで街中の移動が楽になる
LUUPを利用すれば、電車やバスを利用するほどでもない距離の移動や、歩くには少し遠い場所への移動が楽になる可能性があります。 数十円から利用でき、やや距離がある場所へ移動をしたいときに便利です。補償制度もついていますが、事故を起こさないためには交通ルールを事前にしっかり把握しておくことが大切です。 出典 LUUPヘルプセンター LUUPのご利用料金について LUUPヘルプセンター サブスクプラン(プラン内容・加入・解約について) LUUPヘルプセンター LUUPをご利用中の事故に対する補償について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部