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[9.15 J2第31節 横浜FC 1-0 甲府 ニッパツ] 　J2リーグは15日に各地で第31節を行った。横浜FCとヴァンフォーレ甲府の対戦は、横浜FCが1-0で勝利。後半38分にセットプレーからDFガブリエウがヘディングシュートを叩き込んだ。5月12日の第15節・ロアッソ熊本戦から17試合無敗を継続させた。 【写真】「めっちゃカメラに抜かれてた」「それにしてもかわいい」“勝利の女神”が再び降臨 　横浜FCはリーグ戦16試合無敗で首位に立つ。自動昇格圏外の3位・V・ファーレン長崎とは勝ち点12差がついているが、優勝を目指すうえで2位の清水エスパルスとは勝ち点1差と楽観視はできない。前節・愛媛FC戦からスタメン4人を変えてガブリエウ、MF中野嘉大、大卒ルーキーMF小倉陽太、前節は途中出場で2点を決めたFW櫻川ソロモンが名を連ねた。 　1試合未消化で暫定13位の甲府は、ルヴァンカップ準々決勝で川崎フロンターレとの接戦に屈した。ACLから始まったカップ戦タイトルは終わり、リーグ戦のみに集中することになる。ルヴァン杯第2戦から先発2人を変え、大卒ルーキーMF村上千歩と今夏加入から初先発となったFWマクーラが起用された。 　ボールの主導権を握ったのは横浜FC。少しずつ敵陣に近づくと、サイド攻撃でPA内の長身FW櫻川を狙う。前半33分にはDF福森晃斗がアーリークロス。PA内のMFユーリ・ララが頭で合わせるが、惜しくもゴール左外に外れていった。 　甲府は後方からロングボールで最前線のFWアダイウトンやマクーラを目指すが、横浜FCの守備網に引っかかる。シュートをほとんど打てないまま、前半はスコアレスで折り返した。 　ハーフタイムで両チームともに交代はなし。後半から甲府もチャンスを作る。後半5分にはPA左からMF鳥海芳樹がクロスを上げると、ファーサイドに流れたところをMF飯田貴敬が豪快に右足ダイレクト。わずかにゴール右外に外れた。 　甲府は後半13分に交代カードを切る。マクーラを下げてFW三平和司が出場。一方、横浜FCも19分に2枚替え。中野とFW小川慶治朗に代えて、FW伊藤翔とFW村田透馬が入った。 　拮抗状態は続くなか、甲府は後半33分にアダイウトンを下げてFWピーター・ウタカを入れる。直後には横浜FCもMFジョアン・パウロと櫻川に代え、MFカプリーニとFW高橋利樹を入れてより攻撃的になった。 　均衡が崩れたのは後半38分。横浜FCは左CKを福森が蹴ると、ニアサイドでカプリーニが逸らす。ファーサイドに流れたボールをガブリエウが頭で合わせ、今季3点目となる先制ゴールを決め切った。 　終盤の先制点を守り切った横浜FCが1-0で勝利。直近5連勝、そして17試合無敗(14勝3分)を継続させた。2連勝していた甲府はリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。