「胃腸バテ」一番の原因は?…専門医に学ぶ!夏の「胃腸バテ」対策
夏の胃腸バテ対策
<名医おすすめアイテム!夏の胃腸を守る「腹巻」> 夏の胃腸バテを防ぐには、大きな寒暖差を感じる回数を少なく抑えていく事が大切だそうです。そこで、先生がおすすめするアイテムが「腹巻」。冬のアイテムというイメージがありますが、1年中買う事ができる通年商品で、冷えを感じる人のために夏用の腹巻も販売されているのだとか。先生によると、おへその周囲の丹田と呼ばれる部位は、肝臓など身体の要となる内臓が多く分布している場所。そこを温める事で血流が良くなり、身体の深部体温を上げる効果が期待できるそうです。 <夏の胃腸バテ対策「湯船に浸かる」> 先生によると、夏場でもしっかり湯船に浸かると深部体温を上げ自律神経を整える効果が期待できるとの事。夏は外気温が高いため入浴前後に合わせてコップ1~2杯の水を飲み、38℃程度のぬるま湯で10分ほどゆっくり湯船に浸かると良いそうです(※無理のない範囲で入浴してください)。
夏の胃腸バテの意外な原因「猫背」
夏の胃腸バテの原因は、寒暖差だけでなく姿勢も関係しているそうです。 <胃腸バテにつながる「猫背」> 食事中、猫背で胃が圧迫されると下におりていくはずの食べ物がおりにくくなり、食道に逆流するという現象が起きやすくなるそうです。また、食事中の脚組みも要注意。脚を組むと猫背と同じくらい胃を圧迫してしまうそうです。 <食事中の猫背改善法> 猫背の人は、食事中必然的にお腹とテーブルの間に距離ができます。そのため、お腹とテーブルの間をこぶし1つ分ほどのスペースに狭める事で姿勢を正す事ができるそうです。 <食後の姿勢も要注意> 食事が終わった後も猫背の状態が続くと、食べ物がおりていかず、逆流性食道炎や胃のもたれ・ムカつきの原因になってしまうそうです。寒暖差と姿勢に気をつけて胃腸バテを防ぎましょう。
胃腸バテに陥りやすい生活をチェック!
下記の5つの項目のうち、3つ以上当てはまる場合は胃腸バテのリスクが高いと考えられるそうです。 (1)エアコンの効いた部屋で長時間過ごしがち (2)1日に何度も屋外と屋内を行き来する (3)お風呂はシャワーで済ませる事が多い (4)身体を動かす習慣がない (5)夜更かしする日や眠れない日がある <胃腸バテと睡眠の関係> 先生によると、自律神経の乱れは眠っている時に整えられるのだとか。そのため、よく眠れないと自律神経が乱れたまま翌日を迎える事になるので、より寝つきが悪くなり、自律神経がさらに乱れるという悪循環に陥り、胃腸バテにつながってしまうそうです。