デーブ・スペクター、小倉智昭さんは「5人分ぐらいの人生」多趣味で博学…22年共演に感謝
デーブ・スペクターが10日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、9日に77歳で亡くなった小倉智昭さんをしのんだ。 デーブは小倉さんがフジテレビ系で99年から朝の顔として出演した「とくダネ!」に初回から最後まで出演。「22年間、その前の番組も少しあるんですけど」と共演の長さに触れながら「小倉さん、持病もあって、闘病慣れといったら変ですけど、ずっとそうやってこられたので、しかも正直に皆さんに伝える方だったので、入院する度に、まあ今回も大丈夫でしょう、とみんな思っていたわけですから。でも病魔というものには最後は勝てなかったんですけど、みんな大好きで、アナウンサーやスタッフの面倒見も良くて、いつも気を利かせたりしていて」と振り返った。 さらに「多趣味で、5人分ぐらいの人生を送ってました。陸上から、バンドも学生の時にやったりして、商売もレストラン、飲食業やって東京(の店)を持ったりハワイの店を持ったり。なんでも詳しくて」と続けると、司会の宮根誠司も「映画、音楽、スポーツ、全部ね」と相づちを打った。 デーブは「お医者さん困っていたと思うんですよ。たぶん、その分(病気にも)詳しくなっていたから、大変だった思いますよ」と推測しながら「番組で何を言うか予測がつかない。毎日楽しみだったし、かなり乱暴な言い方をしていても、どこかものすごく優しいんですよね。いつもフォローしたりしていただいた」と感謝。「番組で結構いろいろバトルがありましたけど、みんな大好きだった。ちょっと異色な司会者だったと思いますので、本当に残念だと思います」と追悼した。