【インドネシア】シャープ、スマホ「アクオスR9」を発売
シャープのインドネシア現地法人シャープ・エレクトロニクス・インドネシア(SEID)は11日、スマートフォンのフラッグシップ機種「AQUOS(アクオス)R9」の発売を発表した。インドネシアで販売する同社のスマホとしては初めて、ドイツの高級カメラメーカー、ライカが監修した高画質カメラを搭載した。 アクオスR9は日本で7月に発売し、グローバルモデルとしてシンガポールと台湾でもすでに販売されている。インドネシアでは、現地で委託組み立て生産して販売している。販売価格は999万9,000ルピア(約9万5,000円)。販売目標台数は1,000台に設定した。 首都ジャカルタ中心部のサリナ百貨店で14日までアクオス新製品の特設ブースを設けて販促を図る。 SEIDは昨年、インドネシア国内でスマホの複数機種を相次いで投入しており、ブランディングを図ろうとしている。シャープ通信事業本部海外営業部の福山康陽係長はNNAに対し「インドネシアで昨年に実施した調査では知名度が少しずつ上がってきた」と話した。 R9シリーズとしては、日本ではさらに上位機種の「R9pro」も発売されている。福山氏は「インドネシアでも来年のなるべく早い時期に投入したい」と明らかにした。