京都サンガ、鹿島と0-0ドロー 4戦負けなし、13位に浮上
J1京都サンガFCは17日、サンガスタジアム京セラで、台風で延期となっていた第29節の鹿島戦に臨み、0-0で引き分けて2戦連続のドローとなった。4戦負けなし。勝ち点は45から46とし、順位は15位から13位とした。 【動画】地下鉄流れる声の主は サンガは、累積警告で前節出場できなかった川崎が先発復帰。アピアタウィアが累積警告で出場停止となり、宮本が3試合ぶりの先発となった。GK太田が3戦連続で先発。ルーキー安斎が6月の第21節以来のベンチ入り。来季のサンガ加入が内定している特別指定選手の中野は8月の第28節以来のベンチ入りとなった。 一進一退の攻防の中、サンガはボールを動かされてもプレスを怠らず、チャンスを多く作り出した。前半9分、敵陣で福岡のボールカットからエリアス、トゥーリオとつなぎ、トゥーリオの右クロスに川崎が右足を合わせたがGKの正面。同26分には原、エリアスとつないで、トゥーリオがフリーで右足を振ったが、枠を捉えられなかった。同30分過ぎから相手に攻め込まれる場面が増えたが、DF陣や福岡を中心に粘り強く守った。 後半も敵陣に襲いかかり、同2分、原の左クロスにエリアスが合わせたがGKに阻まれ、同32分にはボール奪取した川崎のスルーパスからエリアスが左足を振り抜いたが、枠をわずかにそれた。5分後にはエリアスの左クロスに福岡が飛び込んだが、またもGKの正面に阻まれた。終盤、オープンな展開になっても守備は集中を切らさず、GK太田は同24分のヘディングシュート、同45分のゴール前でのシュートを鋭い反応でかきだした。