モスクで防犯呼びかけ、茨城 坂東市、外国人増加受け県警
茨城県警境署は14日、同県坂東市のモスク(イスラム教礼拝所)で巡回連絡を行い、集まったインドネシア人ら十数人に対し、県内で相次ぐ自動車盗や住宅侵入窃盗などの犯罪に注意するよう呼びかけた。 県内は外国人人口が増加傾向で、坂東市内は外国人世帯が約3千ある。県警は、言葉の問題で防犯情報が届きにくいとみて啓発に力を入れている。14日は通訳を介し、警察官が狙われやすい車種などを解説した。県警の防犯アプリ「いばらきポリス」の使い方も説明した。 モスク代表でインドネシア国籍の男性プリオノさん(49)は「分からないこともあるので警察が来て説明してくれるのは安心」と話した。