世界最長級レースで60歳の羅維銘さんが3位 45日半で約5千キロ走破/台湾
(台北中央社)米ニューヨークで開催中の「シュリチンモイ自己超越3100マイルレース」で、台湾の羅維銘さん(60)が現地時間14日、3位の成績で約4989キロを完走した。45日12時間37分55秒をマークし、60歳以上の部の世界記録を塗り替えた。 大会主催者によれば参加者は1周約883メートルのコースをひたすら周回する。制限期間は52日間で、完走のためには最低でも1日当たり約96キロを走る必要があるという。 これまでの60歳以上の部の世界記録は、羅さんが過去に目標として掲げていたスコットランドの選手が保持していた。羅さんはレース期間中、自身のフェイスブックに「60歳のあなたは何ができますか?私は世界記録に挑戦しています」と書き込み、年齢は問題にならないとのメッセージを発信していた。 1位はイタリアの選手で、タイムは43日3時間4分6秒だった。日本在住の台湾人選手、楊皇蘭さんも参加しており、15日までに約3205キロを走っている。 (黄巧雯/編集:田中宏樹)