“ゲ謎”がスクリーンに帰ってくる! 327カットのリテイク&音も再ダビングした“真生版”上映 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』
2023年、水木しげる生誕100周年記念作品として公開され、大きな話題となった、映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。その物語が、この度327カットのリテイク、あわせて音も再ダビングした映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』として再上映される。この度、本作の予告映像が公開された。 この度公開されたのは、リテイクされたカットを中心に構築された予告映像。前作でも圧倒的なバトルシーンのクオリティと迫力、大人向けホラーとして描かれたビジュアルに絶賛の声が上がっていたが、本作では以前の公開バージョンからクオリティアップさせた327カットのリテイク、音も再ダビング。リテイクカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれているという。 解禁された映像では血桜に浮かび上がるシルエットのカット後、「禁断の忌譚ふたたび」のテロップ浮かび上がる。多くの観客を引き込んだ鬼太郎の父と水木の出会い、つるべ火の灯す明かりの下で盃を交す2人、そして哭倉村で渦巻く龍賀一族の謎を「暴いてやろうぜ」と座敷牢の格子越しに鬼太郎の父に語り掛ける水木。そんな2人に襲い掛かる狂骨たち、そして龍賀一族が直面する凄惨な運命を昨年公開されたものから血しぶきと恐ろしさが増した、R15+版として、物語が描かれた予告映像となっている。
関俊彦(鬼太郎の父役)・木内秀信(水木役)・木内秀信(水木役)コメント(全文)
▼関俊彦(鬼太郎の父役) 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が《再》上映?一体どういうこと?と思っていたら、なんと『真生版』というタイトルで、再びの御披露目を行うという事でした。これが、いつだったか耳に入ってきたレイティングを変えた別バージョンということでしたか!しかも《制作陣が当初想定していた恐怖の物語》なんて言われたら、これはもう見るしかありません。新たなリテイクの部分も驚くほどの数ではないですか。これまで、この映画はイベントや商品展開など色々なコラボレーションによって、形を変えて劇場映画の枠を飛び出して来ました。今回は、堂々と作品本編で、あらためて、この映画の魅力を皆さんに問いかける事になりました。「鬼太郎誕生」のファンの方も、実はまだ観ていなかったという方も、どうぞこの機会をお見逃しなく! ▼木内秀信(水木役) 当初、本作の大人向けに振り切ったものを作りたい、と監督から聞いたことがありましたが、まさかそのバージョンが観られる日が来ると思っていませんでした、しかも劇場で!PG-12として公開された本作ですが、制作陣がどのように想定していたのかが明らかになるということで、僕自身も楽しみでなりません。昨年の映画公開からさまざまなイベントが目白押しで、依然として皆様に愛されていることを大変嬉しく思っております。特別編「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」劇場でお待ちしております! ▼古賀豪監督 あれは丁度一年前、鬼太郎を大人向けのホラー映画にする、という新たな挑戦に取り組む中、どこまで表現が許されるのか、我々スタッフも苦悩苦闘しながら、突き抜ける想いではみ出した半歩を、少しだけ退いたのがPG-12版です。大変幸せなことに本作は多くのお客様から応援をいただき、今回“真生版”として、本来作りたかった姿として、 劇場公開することとなりました。R15+区分ということでご心配なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、お約束します、 “鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版” はレイティングにかかわる部分はもちろんなのですが、むしろ映像自体のブラッシュアップに力を入れています。“恐ろしさ”というより、“妖しい美しさ”が増している事でより深く物語に陶酔し、感動していただけることでしょう。是非!劇場でご覧ください。 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』は2024年10月4日(金)より公開。
otocoto編集部