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女性との性的関係をめぐる裁判で和解した大阪府岸和田市の市長に対し、12月20日、市議会が不信任決議案を出すことが分かりました。 岸和田市長はさきほど取材に応じ、「まだ聞いていない、あす提出されたら、それを受け止めたうえで考えていきたいと思います」と話しました。 岸和田市の永野耕平市長（46）は府内に住む女性と性的関係をめぐって裁判になり、11月、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しました。 12月9日、市議会では予定を変更して永野市長をめぐる一連の問題について質疑が行われましたが、市議会は答弁に納得できないとして永野市長に対して閉会まで議会へ出席しないよう求めていて、あす20日の閉会日では、永野市長に対する不信任決議案を提出することを決めたということです。 岸和田市の永野市長は続投の意向を示していますが、きょう「不信任が明日提出されて、しっかりそれを受け止めたうえで考えていきたいと思います」と述べました。 また、「辞任しないとは、ずっと言ってきた」「任期が1年ありますので、しっかり務めていかないといけない」と述べていて、不信任決議がもし可決された場合は、議会の解散か、自動失職かの選択肢になるという見通しも示しました。