【ラグビー・関東大学リーグ戦 入替戦】終盤に逆転した日大[1部・7位]が専修大[2部・2位]を下し残留決める。
■関東大学リーグ戦 1・2部入替戦/12月15日@熊谷ラグビー場(埼玉) 【日本大 41-29 専修大】 1部・7位の日大と2部・2位の専修大が昇降格をかけて熊谷で対戦。均衡した展開から終盤に日大が突き放し勝負を決めた。 前半6分、ポール正面約10mの位置で得たPGをFB新野翼が沈めて専修大が3点を先制すると、日大は12分にゴール前スクラムの近場を攻めたLOセコナイア・ブルのトライで逆転する。 20分に専修大が再び正面のPGを決めてリードを奪うと、26分に密集のインサイドを抜けたFLワイサレ ・セレヴィのトライ(SO柏原慶太のG成功)で日大がまたもリードを手にした。(12-6) 専修大は30・35分に右サイドを陥れ、WTB首藤翔雄の2本のトライで流れを引き寄せた。日大は前半最後にFWで押し込み、FLワイサレ ・セレヴィの2本目のトライでリードを移す。ラストプレーのコンバージョンキックに専修大のWTB平野雄紀がチャージして弾くビッグプレーも飛び出した。均衡した展開の前半が17-16の日大リードで終了した。 後半の初得点は日大。14分にFB半田翔彰が自陣でのラインブレイクから走り切りトライを挙げる。追う専修大は20分のPGで差を詰めると、25分に敵陣深くで得たペナルティをタップでリスタートし、左への展開からSO鍬取武蔵がゴールラインを割り、またも逆転した。(26-24) 互いに1本ずつPGを決めて試合は終盤へ突入。32分に日大が左サイドを破り、CTB古寺将希がインゴールに飛び込み逆転に成功した。さらに41分にゴール前スクラムからの展開でLOセコナイア ・ブルがディフェンスラインを突き破り、ダメ押しのトライをマーク。終盤に専修大を逆転した日大が41-29で勝利し、1部残留を決めた。