生体データ取得で合意を プロ野球選手会
労組日本プロ野球選手会は20日、日本野球機構(NPB)との事務折衝で、各球団が選手の体調を把握するための生体データを取得する際、選手の合意を明確に得るよう求めた。 選手会の森忠仁事務局長は「(個人情報の)活用の仕方とか、どういう条件か合意を取っているのか。同意書を取ってやっている球団は、今のところはないという認識」と話した。 また、森事務局長はシーズン後半戦から使用する統一球の反発係数のデータをNPBから受け取り、規定の数値に収まっていたことを明らかにした。今季は主に野手から統一球は打球が伸びにくいという意見が出ていた。