エアバス、納入766機 6年連続ボーイング超えへ=24年実績
エアバスは現地時間1月9日、2024年(1-12月)の民間機引き渡し数が86社へ766機(前年比31機増)だったと発表した。純(ネット)受注数は826機(同1268機減)で、納入は4年連続で前年越えとなったものの、受注は4年ぶりに前年を割り込んだ。 【画像】JALのA321neoイメージ 競合のボーイングは年間実績を間もなく発表する見通し。11月末時点での納入は318機となっており、エアバスの納入は2019年から6年連続でボーイングを上回る見込み。 引き渡しの内訳は、A320ファミリーが602機(前年は571機)、A330ファミリーが32機(同32機)、A350 XWBファミリーが57機(同64機)、A220(旧ボンバルディアCシリーズ)が75機(同68機)で計766機。双通路(ワイドボディー)機のA350は前年を下回ったものの、単通路(ナローボディー)機のA320ファミリーが前年比31機増で好調だった。
Yusuke KOHASE