大谷翔平、チーム敗退危機に「後がないとかっていう感覚自体が今の僕には特にない」/一問一答
<ナ・リーグ地区シリーズ:パドレス6-5ドジャース>◇第3戦◇8日(日本時間9日)◇ペトコパーク ドジャース大谷翔平投手(30)が4打数1安打2三振に終わり、チームも敗れた。3戦先勝の地区シリーズで1勝2敗となり、パドレスに王手をかけられた。 【大谷の一問一答は以下の通り】 -ポストシーズンを長くすることが目的だか、追い込まれた もうあとはシンプルに2勝するっていうことだけ考えて。今日終わったことは終わったことで、もう明日に切り替えて頑張りたいと思います。 -左腕スコットに対しての4打席目で三振。何か感じていることは もちろん素晴らしい投手ではあるので。こちらがしっかりとしたアプローチ、しっかりとした状態で打席にまずは立つことっていうのが一番大事かなと思います。 -敵地ペトコパークの雰囲気は いや、盛り上がってて素晴らしかったですね。ポストシーズンだなという。ドジャースタジアムもそうでしたけど。 -1勝2敗となったが逆転する自信は 今日も劣勢からしっかりとあそこまでまた追い上げてますし。そこはもちろん自信持っていいんじゃないかなとは思うので。あとは流れを持ってこられれば、必ず2連勝できると思います。 -ペトコパークの雰囲気と相手チームと同じようにドジャースもプレーできているか チームの雰囲気はやっぱりいいんじゃないかなと思います。もちろんその短期決戦に臨むにあたって、みんな気合も入ってると思うし、もちろん勝ちたいっていう気持ちも出てると思うので。今日も負けてはしまいましたけど、全体的な雰囲気っていうのは、みんな勝ちに向かえてるんじゃないかなと思います。 -今日のT・ヘルナンデスの満塁弾後の雰囲気は いや、もう素晴らしい一振りでしたし。もうチームを一気にゲームに戻すような、そういう素晴らしい一打だったと思います。 -ポストシーズンで勝ち上がる工夫は何かしようとしているか ミスも絡んで、ちょっと嫌な雰囲気でしたけど。まずそこから盛り返して、あそ(1点差)こまで行けたっていうのは一番自信にもちろんしていいところだと思いますし。あと本当に少し流れさえつかめれば、今日も十分に勝つチャンスはあったかなと思います。 -初のポストシーズンのここまでの感想は まずはここ(ポストシーズン)でできてること自体に感謝したいですし。ここまで健康で野球ができてること、今日もしっかりプレーできたことにまずしっかり感謝したいと思うので。明日に向けてまたしっかり調整して頑張りたいと思います。 -スコットから見逃し三振になった外角高めのスライダーはボールに見えたか いいピッチングではあったので、せめてファウルにできればよかったかなと思います。その前のまっすぐ2球もちょっと甘かったので、もちろんそれを打てるのが一番よかったです。 -チームは追い込まれたが、今の状況はどう捉えているか もう2連勝すれば勝ちっていう、そういうゲームだと思ってやればいいんじゃないかなと思うので。ここまで1勝2敗というのも別に考える必要もないですし。単純に2連勝するゲームだと思えばいいんじゃないかなとは思います。 -ここまでの3試合は大谷選手もチームもいいところ、悪いところ両方出た。3試合はどんな実感を さっきも言いましたけど、まずここでできることっていうのがやっぱり特別だと思いますし。このゲームをしっかりと自分自身でかみしめてるところはあると思うので。そこが一番大きいかなと思います。 -後がない戦いになるが心がけることは さっきから言ってますけど、もう2連勝すればいいゲームだと思ってるんで。後がないとかっていう感覚自体が今の僕には特にないかなと思うので。2連勝すればオッケーっていう、そういうゲームだと思ってます。 -気負いはあるか 状態自体はいいとは思いますね。やっぱり今日も捉えてはいるので。そこはね、(第3打席の中飛がスタンドに)入ってくれたらゲームを戻す、いい一打にはなったと思うんですけど、あと少しのところだったかなとは。 -短期決戦で厳しいコースを突かれている感覚は いや、変わらないですかね、そこは。シーズン中と特に攻め方というか、ボール自体の見え方とかっていうのは特に大きく変わってる感じはしないので。ゾーンを保ってしっかり振るっていうシンプルに、そこだけかなと思います。