【前代未聞の軽トラコンボイ】ボンネットトラック化の12輪トレーラーのベースは、平成軽トラ史上もっともミニマムなミゼット2!
すいすいくるくるミゼット2が世界最小のコンボイにトランスフォーム! BASE CAR:ミゼット2(K100P)/1996年型 【画像11枚】トレーラー追加の12ウィーラー化で小さくてもド迫力なフォルム、生足激低で鎌ヶ谷ワイドの深リムをINする足元、豪快サウンドを奏でるエキマニ直管の完全ワンオフ煙突マフラーなど 一体コレのどこが軽トラよ! と思わずツッコミを入れそうになるほど、BIGな迫力と存在感バリバリの12輪トレーラーがお出まし。 が、アメリカンコンボイ風に仕立てたトレーラーヘッドをよくよく見ると、キャビンはヤケにちっこく、しかも1人乗り! そう、実はベースはまさかの軽カー、ダイハツのミゼット2。 運転席のみ面影はかろうじて残っているものの、ボンネットトラック化のいかつい顔面と2軸のダブルタイヤ化による大変貌には驚くばかり。 しかも、平成軽トラ史上もっともミニマムなミゼット2による超絶作は、自動車整備士養成学校「WiZ」の学生たちのタッグによる卒業制作作品という事実にも、多くがギャフン!! の衝撃を覚えるだろう。 福島の国際情報工科自動車大学校の学生たちによる「WiZ カスタムビルダーズ」歴代16作目となる今回の“ミゼット2タイプコンボイ”は、総勢18名の有志の作だ。 構想段階ではジムニーの予定が、構造上の問題で却下となり、ボントラ化が可能かつ、フレームストレッチでの2軸化も難なく行えるベースが、平成世代のミゼット2だったのだそう。 が、ミゼット2のマトモな個体は今やプレミア価格ゆえ、プロジェクトは格安でゲットしたポンコツの不動車を修理するところからスタート。 牽引する極太リムのシャコタントレーラーも、ジャンク同然品のレストアを手始めに、大リノベーションを敢行したもの。 実際の製作は、ボディとシャシー、トレーラーの各部位に役割を分担し、数か月という、超短期間でミッションコンプリートしたことにも脱帽だ。 学生の自由な発想から開花した前代未聞の軽トラコンボイは、見る者すべてを楽しい気分にさせてくれること間違いナシっすネ。 『カスタムCAR』2022年4月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部
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