【日本ハム】ドラフト3位の明大・浅利太門の未来予想図は鉄板クローザー「短いイニングを押せるだけ押せるのが武器」
日本ハムにドラフト3位指名された明大・浅利太門投手(22)が1日、東京・府中市内の合宿所で大渕スカウト部長、担当の山本スカウトから指名あいさつを受けた。自らの未来予想図を鉄板クローザーに定め、鍛錬を重ねる覚悟を示した。 指名あいさつを受けた浅利は、表情を引き締めて新天地での野心を口にした。「後ろの大事な場面を任され、それをチームメートやファンから信頼いただける投手になりたい。短いイニングを押せるだけ押せるのが武器です」。最速154キロの直球をさらに磨き、守護神の座を担う覚悟を示した。 大渕スカウト部長は「天井の高さ(潜在能力)を評価しています。旬は2年後かな」と焦らずじっくり育てる方針。「彼の能力をもう一度整理して、一緒に最大化を図りたい。先発も含めて考えたい」と先入観なしで向き合う構えだ。 座右の銘は「七転八起」。「何回も立ち上がれるように頑張ります」と浅利。まずは2日からの法大戦に全力投球する。(加藤 弘士) ◆浅利 太門(あさり・たもん)2002年9月6日、大阪府生まれ。22歳。興国高では3年夏に大阪独自大会ベスト8。明大では3年春からリーグ戦に登板。今秋はリリーフとして5試合に登板し、防御率1・04。投球回を上回る奪三振を誇る。186センチ、88キロ。右投右打。家族は両親と兄。
報知新聞社