Z世代が考えた"日々を攻略する「クエスト手帳」" 産学連携プロジェクトから生まれたアイデアを製品化
手帳の製造などを手掛ける伊藤手帳は、産学連携プロジェクトから生まれた新商品の販売を開始すると発表しました。 今回商品化されるのは、日々を攻略する「クエスト手帳」(愛知大学)のほか、一宮市のイベントとモーニングを紹介する手帳「ivemoni」(一宮商業高校)、留学生に特化した手帳「留学 DIARY」(和歌山大学)、部活手帳「部 log」(和歌山大学)の4種類。学生たちが数週間から数ヶ月かけて企画案を練り、プレゼン選考会で選ばれたアイデアを、伊藤手帳が製品化。今回製品化が決定した4種類については、1月16日から順次販売が開始されます。 クエスト手帳を考案した学生たちによりますと、「手帳を使わない世代でもゲーム感覚で自分のやりたい事を達成できたらよいなという想いが今回の手帳企画の根本」「国の統計から日本の学生の自己肯定感が低い結果に何とかしなくてはと思った」「自分の長所を発見し自信を持つことを手帳で実現できないかと考えた」などが考案の背景にあるということです。 伊藤手帳では、デジタルネイティブ世代に手帳の存在意義を考えてもらおうと産学連携プロジェクトの取り組みを開始。プロジェクトを進める中で、学生たちが「どんな人が手帳を使うのか」「手帳の良さは何か」について考えることで、紙ならではの良さに気付いてもらえる流れができるとしています。