兵庫・斎藤知事が公職選挙法に違反? SNS戦略でPR会社「企画立案」 コラム投稿で物議
■特製うちわやペンライトで応援 続々と人が押し寄せる
様々なSNS戦略を駆使して戦った選挙戦。最終日の演説会場は、斎藤知事を応援する声であふれていた。 斎藤知事 「頑張って前を向いて歩いていれば一生懸命やっていれば、必ず誰かが見てくれている。必ず誰かが応援してくれている」 特製のうちわやペンライトで応援する人など、続々と人が押し寄せるまでに。 斎藤知事 「応援してくれる方がSNSを通じて広がるんだというSNSのプラス面をすごく感じたところです」 PR会社は選挙戦についてこうつづっている。 PR会社社長が公開した記事 「実際選挙を終えてみての私の率直な感想は『選挙は広報の総合格闘技』であるということです。質・量・スピードすべてが求められ、食べる暇も寝る暇もない程でした 脳みそを常にフル回転し続けなければならない点が最もハードでした。そのような仕事を東京の大手代理店ではなく兵庫県にある会社が手掛けたということもアピールしておきたいです」
■代理人弁護士、違法性は否定
PR会社が詳細に明かした知事選でのSNS戦略。総務省によると、インターネットを利用した選挙運動への対価として報酬を支払うと公職選挙法の買収罪が適用される可能性があるとしている。 総務省ホームページ 「業者が主体的・裁量的に選挙運動の企画立案を行う場合には、買収となるおそれが高いと考えられます」 斎藤知事の代理人は次のように話す。 斎藤知事の代理人弁護士 「打合せの際、広報やSNSの活用についての説明を受けましたが SNS戦略の企画立案などについて依頼をしたというのは事実ではありません。依頼をしたのはあくまでポスター制作等、法で認められたものであり、相当な対価をお支払いしております。デザイン色使いなどについて意見をいただくこともありましたが、あくまで当方の指示に従ったものを制作していただきました」 金銭を支払ったことは認める一方で、違法性については否定した。 斎藤知事の代理人弁護士 「公職選挙法に抵触する事実はございません」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年11月25日放送分より)
テレビ朝日