【闘病】謎の体重増加は「卵巣がん」… 抗がん治療や人工肛門の苦労を乗り越えて
編集部まとめ
卵巣がんのステージ3Cと診断され、大きな手術を経験しながらも精力的に過ごしている遠藤さん。卵巣はがん検診の対象にはない臓器であり、膵臓と同じくサイレントキラーと呼ばれています。 遠藤さんは手術と抗がん剤治療の成果で元気に過ごしていますが、発見が遅れて手遅れになるケースもあります。初期症状に気づきにくいという特徴はありますが、わずかな異変も見逃さず、遠慮せずに医療機関を受診して欲しいと思います。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
【体験者プロフィール】 遠藤 智子 さん 40代女性。2022年3月頃、下腹部の重さを感じてかかりつけの婦人科を受診。婦人科で精密検査を行い、すぐに緊急入院と病理検査目的の緊急手術を行う。検査の途中から痛みが出始めるとともに、医師からは腹水の貯留が指摘され、検査結果で「右卵巣がんのステージ3C」との告知を受ける。
【この記事の監修医師】 鈴木 幸雄 先生(産婦人科専門医・婦人科腫瘍専門医) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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