都知事選 立候補を表明…「つばさの党」の活動拠点を取材 “妨害行為”繰り返すワケとは
日テレNEWS NNN
7月7日に投開票される東京都知事選挙。選挙妨害事件で逮捕された「つばさの党」の代表が、13日に立候補を表明しましたが、悪質な行為が繰り返されるのではないかと警戒されています。なぜ、過激な活動に至ったのか。「つばさの党」が集団生活を送っている活動拠点を取材しました。 ◇ 出馬表明から一夜明けた13日。小池都知事は“戦闘服”ゆりこグリーンに身を包んでいました。 ――グリーンの装いですが何か意図は? 小池知事 「毎日楽しんでいます」 都知事選へ、早速動き出しました。登庁前、SNSには、ある動画を投稿。「AIゆりこ」がお届けする、これまでの都政の取り組み。生成AIを利用した動画です。
小池知事 「今、私公務で毎日励んでいるため時間的な制約もありますので、AIゆりこからお伝えするという形。次々に打ち出していくつもり」 小池氏、本格参戦です。 ◇ 告示まで1週間。過去最多の候補者が予想されている、東京都知事選。
蓮舫 参議院議員(13日) 「ちょっとだけ先に国会を卒業します。首都東京のトップとなって、皆さんと一緒に国をよくしていきたいと思っています」
13日に立憲民主党の若手議員と意見交換を行った蓮舫氏や、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏ら40人以上が立候補を表明する中… 13日に新たに立候補を表明したのは、あの政治団体です。 つばさの党 代表代理(13日 午後2時頃) 「つばさの党の黒川敦彦が、勾留中でございますので、代理で立候補表明したいと思います」 「つばさの党」といえば…
つばさの党 黒川敦彦代表(今年4月) 「おい小池ー! おい、都知事ー!」 つばさの党 根本良輔容疑者 「あ、蓮舫蓮舫! Uターン! Uターン!」「立憲偽善者へいへいへーい」 今年4月の衆議院東京15区の補欠選挙で“大暴れ”した政治団体。その後、代表の黒川敦彦容疑者ら3人は他の候補者の演説を妨害したなどとして逮捕されています。 3人は現在も勾留されていますが、また、大暴れとなるのでしょうか。 都知事選でも警視庁が警戒を続ける「つばさの党」。その活動拠点は、練馬区にある一軒家です。捜査関係者によると、スタッフらはここで集団生活し、役割分担して組織的に活動していたとみられています。 ◇ 私たちは12日、この一軒家を取材しました。