古賀繁輝 / ボートレース（競艇）

ボートレース若松の「ミッドナイトレースマンスリーBOATRACE杯」が30日に開幕する。12R「ドリーム戦」は1号艇から古賀繁輝、今村暢孝、西橋奈未、木下翔太、杉山正樹、黒野元基という顔ぶれ。他にも中亮太、繁野谷圭介、丹下将、坂口周、木村仁紀、山本隆幸、森定晃史がいて、主力陣の層はかなり厚い。 エンジン抽選で上位機を手にしたのは長谷川充、土性雅也、丹下、植田太一、梅木敬太、中、浦野海、中尾優香で、主にセット交換などによる上昇機は繁野谷、山本、古賀、高山智至、庄司樹良々、大塚雅治が手にした。 前検から好感触を得たのは杉山、大橋栄里佳、加藤奈月、植田、梅木、渡邉真奈美、来田衣織、中、大塚、青木蓮、沼田七華。基本的に近況の動き通りの感触を得ている選手が珍しく多かった。なお、前検一番時計は大場敏がマークしている。 ドリーム戦の1号艇に指名された古賀は3年4か月ぶりの当地登場。ここ1年は非常に充実しており、今節2日目が締め切りとなる10月戸田ダービー出場はほぼ当確。しばらくは伸び系のペラで活躍していたのだが、気温が30度を超えるようになってからは回転を止める伸び系ペラは合わなくなってきて、「前節からペラはモデルチェンジしてます」と話していた。今回のエンジンはルーキー戦で中野仁照がバランス型の上位に仕上げた上昇機。前検の感触は平凡だったが、きっちり本番までにはパワーを引き出してきそうだ。 古賀以外の主力陣も基本的に前検から好感触だった選手は少なめだったが、これは言葉を選んでいると考えてられる。目指す仕上がりが高い分、回転が上がらない前検は物足りないと感じてしまうのは仕方がない。そんな中でも、当地ではあまりエンジンを出すイメージがない杉山が前検から好感触だったことは特筆ものかもしれない。