「何か特別なことができる」 マーベリックスのクレイ・トンプソンが新天地での成功を誓う
2024-25シーズンからダラス・マーベリックスでプレイするクレイ・トンプソンは、ロサンゼルスで行なわれているチームの自主的なミニキャンプに参加しているという。昨季NBAファイナルに進出したチームをさらに底上げするべく、トンプソンのモチベーションはかなり高そうだ。『Dallas Hoop Journal』のインタビューで、新天地での意気込みを語っている。 「興奮しているよ。キャリアのまったく新しい章で、本当に特別なものになる可能性を秘めているからね。昨季チームは優勝まであと3勝というところまで行った。成功するための素質があることは分かっている。一丸となり、週ごとに構築していけばいい。我々は何か特別なことができる。それが早くこの街に来た理由さ。楽しみながらやっているよ」 34歳のトンプソンは、昨季2013-14シーズン以来となる平均20点以下(17.9点)に終わり、ディフェンスも含めて不安定な場面が見られた試合もあった。トンプソンを非難する声も聞かれた中、だからこそ今季にかける思いはひとしおなのだろう。 なお、トンプソンはロサンゼルスでのミニキャンプ後、チームメイトのためにカタリナ島への船旅をアレンジしたようだ。 「その日は水がきれいで、太陽も出ていたし最高だったよ。ボートから海に飛び込んだり、ジェットスキーに乗ったり、岸まで泳いだり、楽しいことがたくさんあった。素晴らしい1日だったし、チームメイトたちと過ごした時間は一生の思い出になるだろう。今は仕事に取り組まなきゃいけないからあまりゆっくりできないけど、この思い出はずっと大切にしたいね」 早くもチームに溶け込もうとするベテランは自身4度の優勝経験を活かして、マーベリックスを2011年以来2度目の優勝をもたらすキーマンとなれるか。
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