【プレビュー】3連勝中の首位・巨人は山﨑伊織が10勝目かけ登板、2位・広島とゲーム差なしの3位・阪神が直接対決、ほか | セ・リーグ | プロ野球
9月13日~15日に開催されるセ・リーグの主なカードの見どころを紹介。
東京ヤクルトスワローズ vs 読売ジャイアンツ
最下位のヤクルトと首位の巨人が対戦。 2連勝中のヤクルトは、首位打者を快走するサンタナに注目。8月は20試合で打率.288(66打数19安打)とやや調子を落としていたが、9月に入ってからは9試合で打率.406(32打数13安打)と調子を上げている。来日4年目で初の打撃タイトル獲得へ向けて、ラストスパートを見せたい。 2位の広島に3連勝で一気に走りそうな巨人。先発の山﨑伊織は今季21試合で9勝5敗、防御率2.39と抜群の安定感を見せている。直近2試合はいずれもヤクルト戦で、5回2失点、7回途中2失点といずれも好投。この試合でも好投し、2年連続の二桁勝利を手にできるか。
横浜DeNAベイスターズ vs 中日ドラゴンズ
4位のDeNAと5位の中日が対戦。 3位の阪神を2ゲーム差で追うDeNAは、前日の雨からケイがスライド登板となる。来日1年目のケイは開幕から先発ローテーションを守り、20試合で5勝6敗、防御率2.90の好成績をマーク。7月14日の巨人戦を最後に白星から遠ざかっているが、チームのAクラス浮上へ向けて、2ヵ月ぶりの6勝目を掴み取りたい。 2連敗中の中日は、細川成也に注目。ここまで129試合全てにスタメン出場し、リーグ2位の打率.296、同4位の20本塁打、同8位の60打点をマークしている。さらに142安打数でも2位と、タイトル圏内につけている。自身初の打撃タイトル獲得へ向けて、充実の秋とできるか。
阪神タイガース vs 広島東洋カープ
3位の阪神と2位の広島、ゲーム差なしの両チームが直接対決。 直近10試合で7勝3敗と勢いに乗る阪神は、森下翔太に注目。現在7試合連続安打、3試合連続本塁打を記録するなど好調のスラッガーは、ほとんどの指標で昨年を上回る成績を残している。今季は大瀬良大地に13打数2安打と抑え込まれているが、5打数3安打2本塁打と打ち崩した昨季の感覚を取り戻したい。 一方の広島は、直近10試合で3勝7敗と調子を落とし、首位の巨人とは4ゲーム差をあけられてしまった。今日先発の大瀬良大地は、今季の阪神戦5試合で2勝負けなし、防御率1.14と圧倒している。首位返り咲きへ向けて、まずは3位・阪神との直接対決を制したい。