今年こそキャッチボール日本一に ヤング五戸BBCが意欲 7日に大阪で全国大会
五戸町の小学生野球チーム「ヤング五戸BBC」が、青森市で開かれた第8回小学生・中学生キャッチボールクラシック2024青森県大会を制し、2連覇を達成した。7日に大阪府東大阪市で開かれる全国大会に出場する。昨年の全国大会は3位。今年は全員5年生ながら、他のチームを圧倒するスコアで県代表を勝ち取った。メンバーは、悲願の全国制覇を目指し、練習に励んでいる。 キャッチボールクラシックは、キャッチボールの速さと正確さを競うもので、日本プロ野球選手会が考案。1チーム9人が5人と4人に分かれ、7メートル離れて対面し、一つのボールを交代で投げ合う。2分の制限時間内にキャッチボールができた回数を競う。 県大会小学生の部には17チームが出場。ヤング五戸BBCは、予選で昨年全国3位を決めた時と同じ115回を記録し、その後も110回以上を連発。決勝では2位の百石ボンバーズ(おいらせ町)と7回差を付けて優勝を決めた。 チームのメンバーと新井山勝幸監督は11月26日、町役場を訪れ、若宮佳一町長に優勝を報告。選手たちは全国大会を見据えており、キャプテンの川代朝陽さん(新郷小5年)は「先輩ができなかった全国制覇を勝ち取ってきたい」と力強く抱負を語った。ヤング五戸BBC初代主将でもある若宮町長は「県大会で115回を出せたのはすごい。自信を持ってプレーしてほしい」とエールを送った。 全国大会には百石ボンバーズも出場する。