岩﨑亜久竜、尾崎将司の大会記録に並んで今季初優勝「夢のようで嬉しい」
岩﨑亜久竜が国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメント(北海道/札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース)で通算20アンダーと尾崎将司が1994年に樹立した記録に並び、今季初優勝、ツアー通算2勝目を飾った。 ―優勝が決まった瞬間の気持ち 決まった時は湯本キャディもいて、2人で喜びを共有できました。すごく嬉しかったです。 ―湯本キャディとのタッグ 小さい頃から仲が良くて、何も気にせず話せる友達です。今週は特にグリーン上で助けられました。 ―2番のダボのあとの切り替え ダボのことは気にせず、自分ができることをコツコツやりました。 ―リーダーボードは見たか 前半はスコアが良くなかったのでそこまで気にせず、目の前のことだけ集中してやっていました。後半の11番、12番で伸ばしてリーダーボードを見て、自分の位置を把握しました。 ―18番のティーグラウンドに立った時 アゲインストで難しかったですが、ここでバーディを獲ったら(優勝)確実だとキャディと話してました。今週はドライバーに不安があり、力が入ってチーピンしてしまいました。打った瞬間は「やっちゃった」という感じでショックでした。林に行ってみたら前がたまたま開いていたので上手く抜けられました。 ―18番でパーパット決めた瞬間 まだ金子(駆大)選手が19アンダーにいたので優勝は分からない状況でした。 ―ドライバーはほぼ使用しなかった 昨日のラウンドでドライバーの自信を失くして。打って成功するイメージが鮮明なところだけ打ちました。前半は一度も使っていないです。 ―通算20アンダーは尾崎将司さんに並ぶ記録 日本を代表するプレーヤーの記録に並ぶことができて夢のようで嬉しいです。 ―ツアー初出場が2021年大会だった マンデー(トーナメント)を通って出場して、1打で予選落ちと悔しい思いをした記憶があります。 ―3年経って優勝した フェアウェイキープ率とかは悪かったと思いますが、その他のラフからの対応やパッティングに成長を感じられたと思います。 ―海外ツアーについて 小さい頃から見ていたので出たいですね。アメリカに行きたいです。PGAツアーは見ていて楽しいです。 ―いま伸ばさないといけないところ ティーショットの精度、球筋のコントロール、スピンコントロール、ショートアイアン、微妙な距離のコントロール、パターとたくさんあります(笑)。 ―次の目標は まだ賞金王争いに加われる順位ではないと思うので、今後の試合で優勝して、最後までランキング争いを楽しめる位置まで行きたいです。