「友人間」でこっそり「賭け麻雀」するのも「違法」なの? 周りにやっている人がちらほらいるのですが…。
賭博罪で逮捕されたらどうなるの?
万一賭博罪で逮捕された場合、どのような刑事手続きを受けるのかを詳しく解説します。 ■取り調べを受ける 賭け麻雀によって逮捕されると、まずは警察から身柄を確保されるといわれています。しばらくの間留置所で拘束され、身動きが取れなくなります。 手持ちのスマートフォンやパソコンなども、証拠品として差し押さえられ、財布やカバンなどの私物も預けなければなりません。 逮捕から48時間以内に検察庁へ送致され、検察官から取り調べを受けます。送致されてから24時間以内に、起訴・不起訴かが判断されますが、判断材料が不足する場合には「勾留」となり、身柄の拘束期間が延長される可能性があります。 ■検察官が起訴・不起訴を判断する さまざまな判断材料がそろったら、検察官は起訴するのか、不起訴とするのかを判断します。検察官が刑事裁判で罪を問うべきだと判断した場合には、裁判に出頭するように要求されます。勾留により、さらに身柄拘束されてしまう恐れもあるでしょう。 不起訴と判断された場合は、その日のうちに釈放されます。刑事裁判は開かれないため、前科がつくことも、処罰されることもないようです。
賭け麻雀は起訴される恐れのある違法行為
賭け麻雀は違法行為であり、賭博罪に問われる恐れがあります。実際に、逮捕・起訴されるケースは少ないものの、高額な金額を賭けていたり、運悪く雀荘に立ち入り捜査が入ったりすると、芋づる方式で逮捕されてしまうリスクがあると理解しなければなりません。 万が一、起訴されると、その後の人生に悪影響をおよぼしてしまう恐れがあるため、注意しましょう。 出典 e-Gov法令検索 刑法(明治四十年法律第四十五号) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部