大阪・吉村知事「感染の減少を確実なものにするということが非常に重要」
大阪・吉村知事「感染の減少を確実なものにするということが非常に重要」
政府は9日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、現在発令中の緊急事態宣言について、21都道府県のうち東京都や大阪府など19都道府県の期限を12日から30日に延長することを決めた。これを受け大阪府は同日午後、大阪府庁で「第58回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開き、延長に伴う対策について話し合われた。 【中継】大阪府が新型コロナ対策会議 「緊急事態宣言」延長で対応は?(2021年9月9日)
会議冒頭、大阪府の吉村洋文知事は、現在の大阪府内の感染状況について「府民のみなさん、事業者のみなさんのご協力で減少傾向が少し見られているところだと思いますが、医療提供体制は非常にひっ迫した状況が続いています」と説明した。
「引き続いて感染対策の徹底を府民のみなさんにお願いしたい」
また「重症にしても医療ひっ迫にしても感染が増加に入れば必ず増えてくるということになりますし、キャパを超える状況になれば厳しくなってくる。一方で感染減少傾向を確実にできれば少し遅れてにはなりますが、ひっ迫も改善されてくるということになります。感染の減少を確実なものにするということが非常に重要で、いまなんとかそこが減りつつありますので、医療のひっ迫を考えると引き続いて感染対策の徹底を府民のみなさんにお願いしたい」と話していた。
緊急事態宣言の延長について、吉村知事は「(府民のみなさんには)またかと思われるかもしれませんが、なんとかここはご協力をいただいて感染減少を確実なものにして医療のひっ迫を解消させていき、府民のみなさんの命・健康を守っていくということの判断をしたいと思っています」と述べた。