“旧安倍派5人衆”萩生田氏、政倫審に出席 自民党“裏金事件”めぐり
日本維新の会 守島議員 「そういう機会はこれから持とうとはしないということですか」 自民党 萩生田元政調会長 「それぞれ会合にいた人たちしか分からないことはあるわけですから、それは、もし明らかにすることがあるんだったら、それはそれで話し合うべきじゃないかなと、個人的に思います」 萩生田氏はあくまでも、会合に出席した、ほかの当時の幹部たちが、話し合うべきとの考えを示しました。 ◇ 一方、もう一つの“残されたナゾ”。“裏金”はいつから始まったのかについて、18日、新たな証言が。
自民党 柴山元文科相(旧安倍派、不記載額896万円) 「平成26年(2014年)頃に清和研(旧安倍派)の事務局から秘書に対し、今後は寄付について収支報告書に計上しないので、貴事務所でも受領について同様の対応をとってほしい。つまり双方が計上しない形に従ってほしい旨の要請があったのです」 その時期について、“2014年頃”と述べた柴山元文科相。前の年とは違う指示に対し、派閥側に問い合わせたところ、「特別扱いできない」として、従うよう求められたといいます。 柴山氏は当時の状況について、「気持ち悪かった」と振り返りつつ、「猛省している」と陳謝しました。
一方、萩生田氏は… 自民党 萩生田元政調会長 「(2003年に)ノルマを超過して販売した分は、政治活動費として返すとの説明を受けた記憶がございます」 柴山氏よりも10年以上前の2003年から、萩生田氏は当時の事務総長から“キックバック”自体は聞いていたことを明らかにしました。 ◇ 19日も行われる政倫審。新たな事実は出てくるのでしょうか。