【今、注目すべきジャパンブランドの逸品】世界に発信!一歩先ゆくスゴ技術TOPICS
日本を飛び出し、世界各国で人気を集めるクールジャパン…なんて聞くとアニメやマンガなどのサブカルばかり思い浮かぶが、そもそも最初に認められたのは“優れた技術力”。伝統的な素材や意匠、熟練の職人技、最先端のテクノロジーなどなど。今こそ注目すべきは、世界を唸らせる日本のモノづくり! 【アイテム画像を詳しく見る】
日々の生活を、快適かつ豊かに変える。世界に発信! 一歩先ゆくスゴ技テク術TOPICS
各分野における技術の進化は日進月歩。とはいえ自分に近いものでなければ、誰もが興味の範囲外。というわけで、日常生活に根ざしたスゴ技術をお届けする。
■傘だってアップサイクルする時代廃棄物削減と永くの愛用を同時に!
ツツ 「TSUTSU The Umbrella 621」(1万5400円) アパレル産業の環境負荷が世界的課題となっている昨今、服のアップサイクルは常識となったが、使い捨てられやすい傘に目を向けたのが東レインターナショナル。生産や流通段階で生じるナイロン6の余剰生地を傘地に用いるだけでなく、軽量・高強度・高耐久であるカーボンファイバーの傘骨と、傘地部分が古くなったらユーザー自身が簡単に取り替え可能な仕様により、廃棄物削減とロングライフを叶える。
■30種類を超える機能を付与する加工技術「カバロス」が、究極に涼しい夏を実現!
カバロス 「ウルトラフリーザー Tシャツ2.0」(1万1000円) カバロス 「ウルトラフリーザー ブランケット2.0」(2万2000円) 例年以上に猛暑の夏。救世主となるのが、生地表面や内部にレイヤー層を作ることで、多様な機能性を同時に付与する独自の後加工技術「カバロステクノロジー」を活用したアイテムたち。Tシャツはマイナス15℃の接触冷感をはじめ7つの快適機能を有し、新作のブランケットは拡散水分率を高めて気化熱効果をアシストすることで、涼しく快適な睡眠を叶え、さらに抗菌・防臭により常に清潔さもキープ。
■睡眠科学とデジタルが融合! 科学的解析で自分に合った掛け布団が分かる
nishikawa 「SLEEP INDEX」 458年の歴史を誇る老舗寝具メーカー、nishikawaの店頭で体験できる非接触型寝具測定アプリ「PI+MA PITTA」が今夏アップデート。自身の基本代謝量・寝室環境から、眠りの快適指標を導き出して理想の掛け布団を提案するサービス「SLEEP INDEX」が始まる。同社が新たに進める睡眠科学+デジタルの取り組みを体現するこのサービスにより、理想的な寝床内環境を実現し、健康的な睡眠が得られるのだ。 (※「GoodsPress」8・9月合併号の記事をもとに構成しています)
<取材・文/TOMMY 写真/河田浩明、松永光希>