鈴木伸之主演『バントマン』、倉科カナ、坂東彌十郎ら共演キャスト解禁
<倉科カナ、坂東彌十郎 コメント全文>
■倉科カナ 台本を読んだ時、ヒューマンドラマでありつつ野球の面白さもあって、今までにないドラマだなと思いました。 私が演じる根鈴華は、誰かを支えることに幸せを感じるという、他者の気持ちを汲むことに長けた女性です。また登場人物全員がとても個性的で撮影がとても楽しかったです。それぞれいろんな悩みを抱えているのですが、悩みにも個性があり、きっとみなさんも共感できるところがあると思います。 野球のドラマに出演するのは初めてです。この作品がきっかけで、プライベートでも野球を見たりしています。バントは好きですね。いろんなことを考えた上で、相手を送り出すために犠牲になる…、すごく魅力的だと思います。守備も好きです。守備の仕方とかを見ていると一人一人違って、そんなところも面白いなと思います。 ドラマでは登場人物のいろんな悩みを陰ながらサポートしていきます。その悩みを野球に例えて解決していくところが、今までにないですし、新しいジャンルのドラマです。そのハチャメチャさがすごく面白くて、それでいてすごく泣けて…このドラマをご覧いただいて「明日も頑張ろう!」と思っていただけたら嬉しいです。 ■坂東彌十郎 「バントマン」というタイトルを聞いた時に、頭の中にポンポンってクエスチョンマークが浮かびました。監督に話を伺って、珍しい作品だなと思いました。 櫻田誠一郎は、ただただ「野球少年」です。子供の頃から野球が好きで、会社も持って自分の人生もあるのに、全てを野球に置き換えて考えている。人のため社員のため頑張ろうという気持ちの底に、野球少年がいることに共感を持ちました。 好きな野球チームは、我々の年代は、読売ジャイアンツです。「バントマン」に出演していて申し訳ないのですが、父の代からファンでした。王さんと長嶋さんはもちろんですが、僕はセカンドを守っていた土井正三さんが好きで。それが今回の「バントマン」にも何か繋がるような気がして、演じていて嬉しかったですね。 僕自身も野球少年で、小学生の時に友達とチームを作ったら、父が全員分のユニホームを作ってくれました。歌舞伎俳優の中にも野球が好きな方が多くて、僕はいくつものチームを掛け持ちしていました。ポジションはファースト、たまにピッチャーもしました。中日ドラゴンズでは、僕らの世代で言うと星野仙一さんが好きですね。今年は中田翔選手が入団したのが、すごく興味があります。 櫻田が作ったチームがいい活躍をするんですね。とてもいいヒューマンドラマです。プロ野球に限らず、もっと野球を楽しんで、応援していきましょう。僕もスーツを着てですけれども、バントをしているシーンがあるので、ぜひそこもご覧ください。