横浜・豊岡小の複合施設計画 図書館や保育園集約、屋内プールは民間棟に
横浜市は、市立豊岡小学校(鶴見区)の建て替えに伴う複合施設再編事業の計画を策定した。新たな校舎や近隣の図書館、地域子育て支援拠点などを集約し、屋内プールなどで構成する別棟は民間が運営する。市内初となる小学校を核とした大型複合施設で、2027年度にも着工し32年度の完成を目指す。 【写真】一帯の公共施設とともに生まれ変わる横浜市立豊岡小の外観 豊岡小はJR鶴見駅の北約400メートルの市街地にある。市は利便性の高い立地や建物の老朽化を踏まえ、公共施設の複合化を決めた。民間企業のノウハウを生かすPFI事業を採用する。 再編計画では、新校舎と鶴見図書館、つるみ区民活動センター、鶴見保育園などを集約した複合棟(高さ31メートル以下)を現在の校庭に建設。その後、既存校舎を解体して新しい校庭を整備し、体育館棟、民間棟を造る。
神奈川新聞社