工芸作家がマーケット 26・27日、丹波篠山で 工房訪ねるツアーも/兵庫・丹波篠山市
兵庫県丹波篠山市とゆかりのあるさまざまなジャンルの工芸作家が手塩にかけた作品を展示販売したり、同市内の飲食店が自慢の逸品を販売したりするイベント「王地山クラフトマーケット」(丹波篠山クラフトヴィレッジ製作委員会=加古勝己委員長主催)が26、27の両日午前10時―午後4時、王地山陶器所(同市河原町)で開かれる。作家の工房を訪ねるツアーも計画している。委員らは、「作家が表現するさまざまな作品との出合いを通じて、丹波篠山の工芸を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかけている。 心地の良い距離間で作家と作家、作り手と使い手をつなごうと開催し、4回目。 イベントには陶芸や木工、革、彫金、金工、ガラス、竹細工、草木染め、日本刀、キャンドルなどの17工房が参加する。 工房ツアーを企画しており、普段立ち入ることがはばかれるものづくりの現場を訪れ、作家から作品への思いを聞いたり、制作の実演を見学したりして人柄に触れる。26日は「丹波篠山で活躍する女性作家」をテーマに、▽so arrow(ガラス)▽sloth leather factory(革)▽白椿(野良着)―を訪ねる。27日は「世界に通じる“made in Tambasasayama”」をテーマに、▽王地山陶器所▽ガラス工房るん▽UMA陶房―を巡る。参加費1000円。同イベント特製手ぬぐい(34×90センチ、1200円)を購入すると無料になる。 また、市内の飲食店によるスイーツやベーグル、ちまき、カレー、ラーメン、コーヒー、クラフトビールなど、両日合わせて14ブースが出店する。 詳細は「王地山クラフトマーケット」で検索を。