今季は大谷翔平のためにあったのか! 54本塁打・130打点 三冠王どころか「10冠」ってナニ?
ドジャースの大谷翔平選手は三冠王にはあと一歩でしたが、「10冠」とはどういうことでしょうか? 【画像】「よほどのことがない限り、2位以下の選手は追いつけない」MLBにくわしい記者に聞く
■大谷選手 打撃10冠がほぼ確実に!
皆さん「三冠」と言いますが、実は大谷選手の打撃成績を細かく見ると、打撃成績リーグ10冠がほぼ確実となっています。 54本塁打と130打点は、圧倒的な数字でした。これ以外にもリーグトップの成績があります。 出塁率.390はリーグトップでした。打率こそ届かず、首位打者は逃しましたが、フォアボールなどを含む塁に出る頻度は1位でした。 (Q.選球眼が良いということですね?) チームに貢献しているということです。411塁打もトップで、400を超えるのはなんと23年ぶりです。 (Q.長打が多かった?) まさに強打者の証しです。 (Q.大谷選手がホームランをたくさん打つからこそのとんでもない数字ということですよね?) 大谷選手の素晴らしいバッターぶりを表す数字はまだまだ続きます。長打数99、長打率.646もトップ。さらに、本塁打率11.7899もトップで、11.7打数に1回はホームランを打つペースでした。 (Q.3試合に1回ぐらいはホームランということですね?) さらに134得点も1位です。打点だけでなく、ランナーとしてホームベースを踏んだ回数が134回でした。
■自身初のポストシーズンに挑戦
最近、メジャーリーグで注目されている指標である長打力を示すISO.336や、得点への貢献度を示すOPS1.036もトップでした。 大谷選手はこの10部門でリーグトップでした。 (Q.とんでもないですね?) Full-Countの小谷真弥記者は「よほどのことがない限り、2位以下の選手は追いつけない」と述べるほど、それだけ圧倒的な数字だったということです。 いよいよ日本時間6日、大谷選手は自身初のプレーオフに挑みます。 (スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月30日放送)
テレビ朝日