灼熱の猛特訓! 征矢学が70度以上のサウナで30分トレーニング「ととのいすぎて新境地が開きました」【週刊プロレス】
8月1日、都内にて征矢学がNOAH8・4横浜武道館で開幕するシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2024」に向けての公開練習をおこなった。強豪が参加するN-1だが、征矢にとってなによりの天敵は“アツさ”だと話す。真夏に開催されるリーグ戦を乗り切るためにこれまで苦手だったというサウナでアツさに耐えるトレーニングをここ2週間ほど積んできたという。今回はその成果を披露するために東京・調布市の「湯の森 深大湯」にて特別にサウナトレーニングの様子を報道陣に向けて公開した。 【写真】あり得ない! サウナ内での猛特訓!!
黄色いショートタイツ姿になった征矢。欠場中に肉体改造に励んできたこともありシェイプアップされた体には腹筋が浮き上がる。「ここで30分トレーニングします!」と勇んでサウナ室に入るとスクワットや上体起こし、腕立て伏せなどの基礎体力トレーニングで体をいじめぬく。70度以上だという室温によって開始数分で征矢の体からは大量の汗が滴り落ちる。その後も何度か水風呂に入るインターバルを取りつつ、宣言通り、30分間の灼熱の特訓を終え、肉体的にも精神的にも“アツさ”対策は万全であることを証明した。以下、一問一答。 征矢「ここ2週間ぐらいですかね。もちろん相手もいるんですけど この時期にあるリーグ戦ですから、やっぱりアツさと闘っていかないと。はい。アツさをまず克服しないとは、こういった闘いに関しては勝敗が大きく左右されるんじゃないかと思ったんで。正直、サウナは大っキライなんで。自分の中でこのアツさを克服できたら、この辺は 大きく勝利に貢献できるんじゃないかなと。そういう思いで取り組んでいくことにしました」 ――効果は実感できている? 征矢「アツさに対応できるようになってきたんですけど、ただ、やっぱり サウナなんで、さすがに70度以上の暑さのことで試合するわけじゃないんで。そこに自分の中でこう、限界のところ、ちょっとその手前ぐらいまで。でも熱中症になったら、それこそ本当に参加できなくなっちゃう。はい、そういう ちょっとしたギャンブルじゃないですけど。そこはちゃんと自分に無理をなくやってきました。その結果、多少なりともサウナが好きになったなと思います。 ――リング上は70度以上になることはないのでそういう意味では有利に働く? 征矢「逆にアツさを味方につけて。それ以上に自分の熱気ではアツくしたいです。はい」 ――アツさっていうのは元々苦手? 征矢「さっきもサウナも大っキライって言ったんですけどアツいのはほんと苦手で。こういう銭湯が好きなんできたりするんですけども。一緒にサウナ行こうと言われても大体サウナ5分、水風呂は15分。水風呂の方が長い(笑)。今、最低でも10分以上入ってるんで。少しは成果が出たんじゃないかと」 ――苦手なものにチャレンジするっていうことは精神面では鍛えられた? 征矢「そうですね。精神面でも鍛えられるんですけど、こういうことによってキライなものも好きになる。サウナ、大っキライで大好きになりました」 ――欠場前と後でコンディションの変化は? 征矢「こうやって体絞って、食事制限をちゃんとして、食事を見直して。トレーニング見直して。やっぱその、精神的にも自分の弱点を克服するというのは今まででも過去最高じゃないですか」 ――初戦は拳王戦でいきなりの山場 征矢「最初から全力で飛ばします。アツさと一緒です。心の中に入った温度がずっと同じ温度。最初から最後にまで70度だったら70度。俺自身がその熱量では闘い抜くような覚悟で、飛ばしていきます」 ――リーグ戦への思いは? 征矢「去年に決勝に行けなかった自分にやっぱ悔しい思いをしたってのが一番大きい。今年は何がなんでもっていう気持ちがよりいっそう強い。そう言った気持ちです ――サウナに入ると、ととのうというが新境地を感じた? 征矢「ととのいすぎて開きました。はい、完璧に開きました。 全ての血管、毛細血管、頭の感性。全てが開きました」 サウナ特訓を経て征矢は絶好調のもよう。気になるN-1は8・4横浜武道館で開幕。N-1期間中は小中学生の入場料が無料となるため要注目だ!
週刊プロレス編集部