JICA協力隊員リレーエッセイ=ブラジル各地から日系社会を伝える(28)=最北州唯一の日本を知る場所のために=ロライマ日伯協会 古里祐佳
授業は月曜日から土曜日にあり、土曜日のお昼は生徒や保護者の人たちと一緒に食べる時もあります。家で作ってきたものを持ちよる日もあれば、授業後にみんなで作る日もあります。 これまでカレーライス、お好み焼き、うどんなどを作りました。みんなで作り、色々な話をしながら食べるご飯は美味しく楽しいです。 日頃から先生や生徒、保護者の人たちはみんな距離が近くコミュニケーションも活発です。行事の時には、会議、準備や片付けなど最後までみんなで行っています。 私はこれが“大切な行事をみんなで作り上げる”とみんなが思っているようで嬉しく、大好きなところの一つです。これからもみんなでたくさんのことを一緒に行っていきたいと思いました。 この半年間を経て思ったことは、配属先であるロライマ日伯協会は生徒だけではなく地元の人にとっても大切な場所であるということです。ロライマ州で唯一の日本語を学ぶことができ、日本を知ることができるこの場所のためにこれからも日々の活動を頑張っていきます。
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