大阪 チョコレートファウンテン初導入した?ホテルのレストランが変身
大阪 チョコレートファウンテン初導入した?ホテルのレストランが変身 撮影:北代靖典
チョコレートファウンテンをご存じだろうか。溶かしたチョコレートを噴水状に流す装置のことだ。いちごなど果物に絡めて食べるが、ホテルや結婚式場などで設置されて人気を博している。このチョコファウンテンの大阪1号店は、大阪ナンバにある「スイスホテル南海大阪」だといわれている。36階の最上階レストラン「タボラ 36」のディナーコンセプトが今月一新されてリニューアルした。地中海料理のセミビュッフェスタイルに生まれ変わったのだが、地中海料理だけでなく、チョコファウンテンをはじめ、スイーツが評判でもある。関係者によれば「リニューアルしてからは、カップルやファミリー層の来店が増え、以前よりカジュアルに利用していただけるようになりました」という。 「黒部ダムカレー」関西初登場 建設現場で愛されたもの継承
「雲の上のダイニング」とも呼ばれている
同ホテルの36階のレストラン「タボラ36」は、地上147メートルに位置し、どの席からでも大阪市内の眺望を楽しめ、「雲の上のダイニング」とも呼ばれている。 これまでアラカルトとコースのみの提供だったが、地中海料理のセミビュッフェスタイルとなった。地中海沿岸は四季があり、海に囲まれた日本と共通点も多い。魚、肉、パスタ、リゾットなどからメイン料理をオーダーし、それ以外の料理はビュッフェカウンターから自由にチョイス。 美しくディスプレイされたシーフードや新鮮で旬の食材をふんだんに使ったアペタイザーを好きなだけ食べることができる。さらに人気のチョコレートファウンテンに加え、カラフルな季節のカップケーキなどのスイーツが並ぶ。
ホテルの特別なディナーという概念を取り払う
挨拶に立った同ホテルの総料理長のサイモン・A・フィッシャー氏は、こう話す。 「セミビュッフェスタイルのコンセプトは、36階からの美しい大阪の夜景をバックにリラックスした空間の中、私たちのメニューを、ほしいままにお楽しみいただくこと。これまで同様の高いクオリテイーと、素晴らしいお料理やワインを、カジュアルな雰囲気の中でお楽しみください。地中海のほとんどの国々は、日本と同じように一年を通し、新鮮な魚介に恵まれています。シーフードのディスプレイは、ロブスターや帆立、海老を含む、冷製のシーフードと魚介が主役です」と、通訳を交えて説明した。 ホテルの特別なディナーという概念を取り払い、気軽に立ち寄れるようになり、カップルやファミリー層の来店も増えているという。クリスチャン・シャウフェルヴェル総支配人も、「多くのスタッフが努力して、リニューアルを迎えることができました。新しいカジュアルダイニングを実現しました」とコメントしている。