青学大・西川史礁、愛工大・中村優斗ら24人選出 侍ジャパン大学代表、主将は早大の印出太一
全日本大学野球連盟は24日、神奈川県平塚市内で侍ジャパン大学代表の選考合宿を打ち上げ、7月に欧州遠征する代表24人を選出した。トップチームでもプレーした青学大の西川史礁外野手(4年・龍谷大平安)、愛工大の中村優斗投手(4年・諫早農)のほか、この合宿でトップの打球速度170キロを記録した大商大の渡部聖弥外野手(4年・広陵)らが選ばれた。7月4日に日本を出発し、プラハ・ベースボールウイークなどを転戦する。 大学代表を率いる堀井哲也監督(慶大)は、46人からの絞り込みのポイントを「守備力は大前提で、投手は決め球、打者はスイングの強さとコンタクト能力」とした。14日間で最大11試合が予定されるため、投手は11人と多め。練習試合で2イニング5奪三振の中村の起用は「出力が大きく、三振も取れるのでリリーフが中心と思う」と話した。 主将に指名された早大の印出太一捕手(4年・中京大中京)は、シート打撃で本塁打。「中学、高校、大学とずっとキャプテン。選抜チームですが、世界一を取れるように束ねていきたい」と力を込めた。
中日スポーツ