パリ五輪に出場したホッケー女子日本代表が一日署長 「安心・安全を目指して」シュートも
ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」のメンバーとしてパリ五輪に出場した滋賀県米原市出身の島田あみる選手(26)=南都銀行=が、地元の滋賀県警米原署の一日署長を務めた。歳末特別警戒式に臨み、署員らを激励した。 式は9日に行われ、署員や園児のジュニアポリスら約80人が参加した。宮内誠署長は訓示で、管内の刑法犯認知件数が増加傾向にあることなどを示し「市民が安心して新年を迎えられるよう、各種の抑止対策など警察活動を強化し、安心・安全を高めていきたい」と述べた。 島田さんは「各地で闇バイトによる凶悪事件が発生し、悪質交通違反者の事故も後を絶たない。チーム米原で連携し、治安維持、事故防止に努めてほしい」と訓示した後、ホッケーのゴールに向かって「安心・安全な米原を目指して」とシュートを放ち、署員らを鼓舞した。その後、米原駅で利用者らに犯罪被害防止や交通事故防止を呼びかけた。