「高校でずっと1位」なのに、現役でまさかの「東大不合格」…彼が抱き続けた東大への未練
■身の丈に合った浪人生活を 「でも、私が浪人を経験して思ったのは、身の丈に合わない浪人はオススメできないということです。センター試験で5割しか取れないのに、東大合格を目指して何年も勉強するのは正直もったいないと思うので、一生夢を追い続ける浪人と、現実的に夢を叶えるための浪人は違うと考えています。 ただ、それでも自身が納得して、なんとか目に見える結果がほしいと考えているのであれば、夢を追いかけて浪人するというのは全然悪いことではないと思います」
「自分自身の中身や能力は変わっていませんが、大学が変わっただけで人生が変化しました」と話す山﨑さん。自身や周囲が十分に納得したうえで浪人を決断して結果を出し、希望していた人生を送ることができている彼からは、「身の丈に合った浪人」の大切さを学ばせてもらいました。 山﨑さんの浪人生活の教訓:自分自身の能力を考えた上での決断が大事
濱井 正吾 :教育系ライター