ガザ死者、連日百人超増加 イスラエル軍攻撃緩めず
【エルサレム共同】イスラエル軍は11日、パレスチナ自治区ガザで地上侵攻を続けた。パレスチナ通信によると、北部ガザ市や南部ラファで住宅が空爆され女性や子どもらが死亡。南部ハンユニスで車両が空爆を受け、8人が死亡した。戦闘の死者は連日100人以上増え、国際的な批判が強まるが、イスラム組織ハマス壊滅を目指す軍は攻撃の手を緩めていない。 ガザ攻撃をジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反だとして南アフリカが停止を求めた訴訟の審理が11日、オランダの国際司法裁判所で始まった。ハマス幹部は謝意を表明。アラブ連盟のアブルゲイト事務局長やイラク政府なども支持を示した。