小倉智昭さん「一部共演NG説」超大物から「良きライバルに恵まれて」とエール送られ感謝していた
フリーアナウンサーの小倉智昭さんが9日、都内の自宅で亡くなった。 小倉さんは一部でうわさされていた、みのもんた(80)との共演NGについて、2月22日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)で言及する一幕があった。 【写真】「一部共演NG」とうわさされていた超大物 小倉さんは同番組の4000回スペシャルに登場した21年8月21日以来、2年半ぶりにゲスト出演。番組内の企画で、小倉氏とみののモンタージュ合成写真が公開されたことに端を発し、MC垣花正から「みのもんたさんと一部、共演NG説という都市伝説っていう話がありましたけど」と振られ、小倉さんが当時の経緯を説明した。 過去に2人はフジテレビ「27時間テレビ」で共演したといい「みのさんが総合司会やって、部分的に僕がお手伝いしたときに、その日ちょうど嫌いなアナウンサー1位みのさん、2位小倉っていうのがあって」と切り出した。 続けて「俺がギャグで言ったんですよ、嫌いなアナウンサー1位2位がこうやっているのも、おかしなもんですねって言ったら、それっきりで。みのさんが口を利いてくれなくなった」と打ち明けた。 小倉さんの独白に対し、番組側は独自に、みのへアプローチをしていたといい、垣花がフリップを取り出した。垣花が「実は今回特別に、小倉さんに対して、みのさんご本人に聞いております」とフリップをめくると、そこには「良きライバルに恵まれて幸せでした。いつまでも元気でしゃべり続けていきましょう!」と記してあった。 それを見た小倉さんは「ありがたいなぁ」と率直な感想を述べ「ライバルなんて言ってもらえるの? 本当に? みのさんから? 僕にとっては大先輩だからね」と感謝していた。 小倉さんは2016年(平28)5月、初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表し、18年に膀胱を全摘出手術。22年10月、肺への転移が判明し、抗がん剤治療の影響で、腎臓に副作用が発現。昨年12月1日に左腎臓の全摘手術を行っていた。