ジム・ロジャーズ氏「投資で成功するには日本株だけでなく、世界のマーケットに目を向けよ」
■世界中にネットワークを構築する 2.目標や物事を大きく考えている 一代で大富豪となった方の多くは子供のような偏見のない心を持っていて、思考が柔軟で早い、物事を大きくとらえていると感じます。目標を高く設定したり、できないといった偏見もなく、なんでもチャレンジして、様々な人とつながって仕事をする勇気がある方が多いのです。 世界的な超富裕層と一緒に仕事をしていると、「3年後までにこれを調べておいて」とかなり大きな難題を出されることが多々あります。ですが、できないとあきらめるのではなく、口に出して言ってみることで、周りがつなげてくれる可能性も高くなります。
3.子供の頃から稼ぐ練習をして、早く起業や投資をする 投資家のジム・ロジャーズ氏は「誰もが早くからお金に興味を持つべき」と言っていますが、早期から稼ぐ練習をすることは重要です。 「私は5歳のときに初めて仕事をしました。野球の試合で、みんなコカ・コーラのペットボトルを投げるので、そのコカ・コーラの空き箱を集めるのが僕の仕事だったんです」 ロジャーズ氏も20代で猛烈に働いて大成功をして、37歳で引退をしています。レイさんも初任給で購入した不動産をリノベーションして転売をして最初の1億円を20代のときに作っています。
会社員の場合も欧米人は転職などを繰り返して自分の市場価値や年収を上げる工夫を常にしています。周りの成功をしている起業家の多くも、20代など扶養家族がいない時期など早くから起業している方が多いと感じます。 不動産であれ、株式投資であれ、事業であれ、皆、早くから始めて長くやっている方が多く、経験や技術の蓄積は大きいと感じます。 ■「小さなお金」であっても無駄にしない 4.納得をしたところにだけお金を使う
一代で10億円以上の資産を作っている方は不動産や株式投資をしてインフレの波に乗ったなどはあるものの、投資ができるように普段の生活は倹約している方がほとんどです。たくさん稼いでいるのに、一般の会社員の方よりも使わない印象です。 例えば、不動産などの大きな買い物をする際に、普通の人は細かなフィーは気にしないという場合もあります。総額につられてしまって、小さな諸経費は目が向きにくくなります。しかし、超富裕層は小さな経費なども細かく確認をし、必要のないものは一切払いたがりません。