マイエレメント1段アップ 野元助手「操縦性がめちゃくちゃ良くなった」/アルテミスS
出世レースのアルテミスS(G3、芝1600メートル、26日=東京)で、マイエレメント(牝、福永)が重賞初制覇を狙う。 デビュー戦の勝ち時計1分34秒9は、今年の新潟芝1600メートルの新馬戦で最速。口向きの難しさを見せる面もあったが、改善してきた。野元助手は「顎を出して右に逃げるところがあって調教でもそれを見せていた。今は両方でハミを取って、騎乗者の思ったポジションで走れている。操縦性がめちゃくちゃ良くなった」と乗りやすさを口にする。 18日にはCウッドで併せ馬を行い、6ハロン80秒2-11秒2の自己ベスト。「1週前にビシッとやったおかげで実が入って、馬がもう1段、上がった印象。ピリピリしていたけど、落ち着いてるし、いい感じで調教できている」と順調に調教を消化している。 左回りと長距離輸送を経験している分、東京に替わることに不安はない。メンバーは強力だが、ポテンシャルは引けを取らない。