「太り過ぎやん!」格闘家・石井慧がパリ五輪柔道代表「斉藤立」に喝 恩師の息子にあえてNGを出した背景とは
怒る人がいないんじゃない?
石井は8月16日、自身のインスタグラムを更新。敗血症寸前だったと明かしていたが、今回の動画では体調もよさそうで、パリ五輪の誤審問題で盛り上がると、男女の各階級代表の戦いぶりを振り返ったところで、立に言及することになった。 石井 オレ、試合前にいろんな記者に聞かれんのよ。立君に関してのコメント。めっちゃ聞かれるの。恩師つながりで。でも、一切出してない。コメント。オレがなんか言うことによって彼のパフォーマンスに関わってくるのはダメだから。それが、恩返しというか。恩返しじゃないけれど。 ドンマイ 斉藤立選手の試合、今回観てました? 石井 死にかけながら観とった。一番悪い時。 ここでドンマイが五輪で石井以降、男子・最重量級の金メダルを獲得できていないことを説明する。そして立が1回戦、内股ですぐに一本勝ちしたことに言及するが、 石井 でもあれね、典型的な大阪の柔道。大阪の柔道嫌いやねん。淡泊。 石井は立の戦いぶりが気に入らなかったのか、いきなり“本音モード”に突入した。 ドンマイ コロっていかれるってことですね。パってトータルで見た時に、斉藤選手めっちゃ調子いいかなと思ったけど準決勝で……。 石井 準決勝の前、キューバ(注・グランダ選手)であれキツかったと思うねん。 ドンマイ かなり削られてましたね。 グランダとは本戦の4分で決着が付かず、ゴールデン方式の延長戦に突入。計8分を超える激闘となったが、グランダに2度目の指導が与えられ斉藤が有利となる中、怒濤の攻めを見せた。最後は内股で技ありを奪い準決勝進出を決めた。しかし、斉藤はさすがに疲労の色を隠せず息も上がり、大粒の汗を流しながら引き揚げた。 石井 準々決勝と準決勝の間、オリンピックかなり時間あるねん。それでも回復できてないってことは練習量が足らんのじゃないかな。たぶん、怒る人がいないんじゃない? ドンマイ 時代的にも怒れないっすよね。 石井 高校の時から怒ってプレッシャーかけるっていうのをしてないのかな? それでも立の試合はいつも気になっているようで、どれくらいの実力があるのかと思っていたという。実際に見てみるとバネもあるし柔らかいと思ったそうだが、 ドンマイ 190何センチの165キロとか。 石井 太りすぎやん! ドンマイ それ、指摘されてましたね。 石井 あと、斉藤先生に教えてもらってた立場からしたら組み手が下手。なんか大ざっぱすぎる。 石井は、これまで、誰も指摘してこなかったことをズバズバと“直球”で指摘したのである。