「ジージョはミスを強調されすぎている」元イタリア代表GKが母国の後輩を擁護「ファンは彼を親の仇のように非難する」
「ジージョは依然として最強のイタリア人GK」
元イタリア代表GKのジャンルカ・パリューカが12月26日、イタリアのスポーツ紙『Tuttosport』のインタビューで母国の後輩たちについて持論を展開した。 【動画】ミランのセリエA17節サレルニターナ戦ハイライト ビルドアップ時の足下のスキル不足など、なにかと批判を受けるパリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ドンナルンマをこう擁護している。 「ジージョ(ドンナルンマの愛称)はあらゆるミスを強調されすぎている。ファンは彼を親の仇のように非難する傾向がある」 続けてパリューカは、ドンナルンマとその後釜に座るミランのGKマイク・メニャンとの報道の違いについて以下のように語った、 「彼(メニャン)は非常にいい選手だが、最近も試合ではいくつかミスを犯している。なのにそこまで批判されることはない。評論家たちのダブルスタンダードに怒りすら覚える」 ドンナルンマがチャンピオンズリーグ6節のドルトムント戦でチームを救うビッグセーブを連発し、決勝トーナメント進出に大きく貢献した時はほとんど話題にならなかったと指摘したうえで、ドンナルンマに労いの言葉をかけた。 「ジージョは依然として最強のイタリア人GKであり、イタリアサッカー界の財産だ。もっとサポートされるべきだし、守られるべきだ」 最後にイタリア代表のGK事情についても言及している。 「ジージョの後ろにはグリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)やイバン・プロベデル(ラツィオ)のような素晴らしいGKが控えていて、その後ろにもミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ)がいる。(代表監督の)ルチアーノ・スパッレッティが抱える問題の中でもっともイージーなものだ」 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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