英国アカデミー賞(BAFTA)で起きたドラマを一挙総覧
意外な人のファンボーイぶり
スーパースター、デイヴィッド・ベッカムは今年、最優秀デビュー賞のプレゼンターを務めたのだが、綺羅星のようなスターに会えたのが何よりも楽しかった模様。インスタグラムには、マイケル・J・フォックスとの2ショットをアップし、「I cannot believe I got to meet Michael J. Fox ❤️ and also a little starstruck to meet so many talented people that I've watched on the big screen at @bafta tonight(マイケル・j・フォックスに会えたなんて信じられない。それに映画で見てきた多くの才能豊かな人々に会って、ちょっぴり興奮しているよ@bafta tonight)」と書いている。
また愛妻キャサリン妃が療養中なので、授賞式を欠席するかもしれないと思われていたウィリアム王子はBAFTAの会長としての務めを果たし、もう一人のケイトこと、ケイト・ブランシェットと並んで最前列で授賞式ウォッチング。合間にフィービー・ダンバーやアヨ・エデビリ、ソフィー・ワイルド、ミア・マッケナ・ブルースらと談笑していた王子は、「Daily Mail」紙によると「スター女優たちを虜にした」らしいが、アヨの表情はなんだか微妙。
YouTuberがセキュリティ侵害
マイケル・J・フォックスが最優秀作品賞は『オッペンハイマー』と発表し、プロデューサーのエマ・ノーランと夫で監督のクリス、主演男優キリアン・マーフィーらが登壇した。そこに「?」な人物が混ざり、エマの受賞スピーチの間中、カメラに映ると言う結果に。のちにYouTuberの Liswaniと特定された人物は、スピーチを邪魔するなどの行為はせず、立っていただけ。ただのお騒がせのつもりだろうが、『オッペンハイマー』の耀きの瞬間を台無しにしたことは、映画ファンでなくとも許し難い。彼は過去にもサッカー界の祭典バロン・ドール授賞式などにも潜入したようで、他人の栄光の片隅に身を置くことで自我を満足させているのだろう。実に哀れだ。 とはいえ、もしも彼がテロリストだったら? 事件発生を受けてFABTA側は「該当者は警備員によって排除された。この件を重大な問題として受け止めている」と公式発表したが、セキュリティが甘すぎると叱責されても仕方がない!